devote, dedicate
もしその単語の語源 – それらの単語がどのように英語の中に入ってき
たか – を見てみると、元々その2つの単語は、非常によく似た意味であ
ることがわかります。両方共、ラテン語から入ってきました。’devote’は、
「誓い(a vow)」を意味する単語から、そして、’dedicate’は、「誉めた
たえる、神聖にする、清める、捧げる(‘to proclaim’, ‘consecrate’ or
‘devote’)」を意味する単語から来ています。いずれの単語も宗教的な背
景があり、いずれも何かに対して大いなる愛情、愛着、情熱を持つことを
意味します。
しかし、今日、それぞれの単語の用法にいくらか違いを認めることがで
きるでしょう。
’Devoted’は、その元来の意味にはるかに近い意味を保持しています。-
私たちは、今日でもまだ、特別な活動や目的に誰かが関わっていることを
話すのにそれを使います。特に、誰かの家族に対する愛について語るのに
使われます。
”He’s a devoted father”(彼は愛情深い父親だ)
あるいは、
”She was devoted to her grandchildren.”
(彼女は孫たちに献身的であった)
たぶん、それほど頻繁ではありませんが、私たちは、人生の他の領域に
ついて話すのにも使うことができます。
例えば、
”Years of devoted research finally produced results,”
(何年も没頭した研究で、ついに結果を出した)
あるいは、
”The teachers were devoted to their students.”
(教師たちは、生徒たちに熱心であった)
中心的な意味は、その熱心さの対象に努力を集中して没頭しているとい
うことです。そして、例えば、’devotions’(勤行、祈り)という名詞は
また祈りのような宗教的活動を意味することもあるということに注意して
おく価値はあります。
’Dedicated’の方は、時間の経過とともにもっと柔軟になりました。…。
私たちは、家族への愛や宗教的文脈で愛について語るのには、それほど
それを使う傾向はありません。- それはより一般的な言葉です。
もし、あなた方が何かに熱中しているなら、あなた方は、それが正しく
てその価値があるから多くの時間と努力をそれに費しているわけです。特
に、それは仕事に対する誰かの態度について語るのに役立ちます。-
例えば、「熱心な労働者(“A dedicated worker”)」は、非常な努力をし
ています。しかし、’dedicated’は、また、何かの理想の重要性を非常に
強く信じている人を描写するのにも使われることがあるでしょう。…
「熱心な菜食主義者(‘A dedicated vegetarian’)」は、人々は動物を食
べるべきではないと非常に強く信じています。
しかし、’Dedicated’(捧げられた)は、別の仕方で使うこともできま
す。
ラジオで流される曲は、特別な人に捧げられることもあるでしょう。-
あなた方は、いくつかのラジオ局に電話して、あなたの友人や家族のため
にリクエストして曲を放送してもらうかも知れません。
’A dedication’(献辞)は、誰かのために本が書かれたことを述べたり、
歌が誰かのために歌われたことを述べるのに使われる表現です。
それで要約しますと、両方の単語ともよく似た起源と意味を持っていま
すが、私たちは、家族や愛する人々について語るとき、’devoted’を使う
傾向があり、仕事やその他の関心事について話すときには、’dedicated’
を使う傾向があります。
http://d.hatena.ne.jp/mysouda/20070809
DEVOTE はどちらかと言うとやむにやまれぬような動機付けがあり、何らかの目的を伴うことが多い<彼は毎晩を勉学に捧げた>
愛を捧げるなら devote
DEDICATE はまじめな、もしくは聖なる目的のために、厳粛かつ排他的に何かを捧げる行為を示唆する<彼女は人生を医学の研究に捧げた>
歌を捧げるなら dedicate、 の方でしょうね。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q109223180