glare

glare
まぶしい光、ぎらぎらする光、(非常に)目立つこと、けばけばしさ、どぎつさ、にらみつける視線、(氷などの)輝いてなめらかな表面(米)、ぎらぎら光る、まぶしく反射する、にらみつける

glitter
ぴかぴか光る[輝く]、(宝石などが反射で)輝く、(服装や外見が)きらびやかである・人目を奪う、きらめき、輝き、華やかさ、(装飾に用いる)小さな光る飾り
I see a glittering light at the end of the deep, despairing darkness.

glimmer
(ちらちらと揺れて見える弱い)かすかな光・微光、ぼんやりした光、(望み、関心などの)わずかな兆し、ちらちら[かすかに]光る、かすかに見える、ぼんやりと現れる
That glimmer is what I desire.

gleam
(薄暗い所で弱いながらもきらりと見える)かすかな光・微光、薄光、(瞬間的な)きらめき、(感情・アイデア・希望の)ひらめき、かすかな表れ、徴候、かすかに光る、(感情などが)ちらりと見える
Gleaming skyscrapers rise into the sky.

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 glaze という単語があります。glass(ガラス)とか glare(輝く、睨みつける)と同じ語源の単語で、「つや出しする」という意味でも使います。日本語でも「ギラギラした太陽」のような言い方がありますが、語源的にはまさにこれと同じで、gl は「ギラギラ」のイメージに相当するものです。ですから、gl 系の単語は、輝くこととつながって使われることが多いです。

 ところがこの glaze ですが、意外にも「どんよりする」といった意味を取ることもあります。というよりも、この意味が最もメジャーな意味かもしれません。ロングマンの英英辞典には if your eyes glaze over, they show no expression, usually because you are very bored or tired という定義が、動詞で用いる glaze の一番初めに出ています。

 「ギラギラする」と「どんよりする」ではあまりに雰囲気が違いますね。これはどういうわけでしょうか。

 先ほど「つや出しする」という意味を出しましたが、これが glaze の原義です。ところでつや出しするためには、もちろん徹底的に磨くというのもありなわけですが、うわぐすりを塗るようなこともありますよね。このイメージから、「目の上にうわぐすりを塗ったように、その人自身の視線が感じられない」ということで使われたもののようです。その結果、「ギラギラする」系とは全く逆の、「どんよりする」というような意味で使われるようになったというわけです。

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