repent, regret

"a word meaning to feel sorry for something you have done, used
especially in a religious context(自分がしたことについて残念に
思うという意味の単語で、特に宗教的な場面や文脈で使われる)"


↑はロン解の第一義ですが、feel sorry for something you have done
というところだけ取ると、regretと同じ意味ですね。ちなみに第二義は、


"[formal]to be sorry for something and to wish you had not done
it(あることについて残念に思い、それをしなければよかったと思うこ
と)"


となっていて、こちらはまさにregretそのもの。formalとついているの
で、regretのかしこまった表現、というところでしょう。

で、じゃぁregretとrepentはどこがどう違うのか、というと、まず、第
一義にあるとおり、「used especially in religious context」という
ところ。宗教のにおいのする単語なのです。そういう場合は特に、日本
語も「悔い改める(くいあらためる)」という訳になります。自分の罪
をざんげして改める、という意味。

そしてもう一点、↑とも少しかぶりますが、語源のラテン語repentirを
たどっていくと、それは「re-(再び) + poenitere(後悔する、改め
る)」となっていて、poenitereに含まれている「改める(英語注釈は
alter)」という意味合い。

だからこそ「悔い改める」と訳されたりするわけなんですが、ただ後悔
するだけではなく、それを改める、改善する、というニュアンスが含ま
れているのが、regretとの違いです。

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